ヒヤシンスの連想
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ヒヤシンスの連想

2014年05月09日(金)10:04 午後
もうすぐ母の日になるので、
昨日、昔お世話になった胡先生の店に挨拶に行きました。
 
 
東西線に乗って、妙典の駅に着いたら、
ある長い黒髪で、ラベンダー色なロングタイプの上着を着ている
40代前半の女性は電車に入りました、
その後、すぐ私の隣の席に座りました。
その瞬間、ある香りはうとうとしている私を起こしてくれました。
どこかで嗅いだことがある香りですね。
知的で、上品なイメージ、バラのようなゴージャスの感じではなく、
ジャスミンではなく、鈴蘭に似ている、けど鈴蘭ではない、
ん……
みずみずしい、昼ではなく、夜です、爽やかな、グリーンの香り、雨、青い……
私は全力で頭の隅から隅までその香りを説明できる言葉を探していた。
けれど、どこで嗅いだ、それは何の香りなのがどうしても思い出せなかった。
 
丁度思い出そうとして頑張っている真最中、
もう一人中肉の女性は私に近付いてきた。
先の香りについての美しい妄想は急に下らないバラ系の香りに中断されてしまった。
イラッとした私はこのバラ女性を睨もうとする仕草を我慢して不機嫌な顔で目を閉じた。
幸い、次の駅に到着する前に、私の嗅覚が届かないところの席が空いてきて、
バラ女性はそこに移動しました。
 
再び、さっきの香りはいたずらの妖精の様に私と挨拶にきた。
まるで「アリスインワンダーランド」のチシャ猫みたい、
突然、目の前に現れ、突然消えてしまう。
そうだ、妖精だ、妖精の言葉は私にヒントを与えました。
どの本で読んだことがあります、
昔、あるギリシャの詩人はヒヤシンスとジャスミンの香りは妖精と例えました。
その香りはジャスミンではなく、ヒヤシンスだ!
 
10何年前、父は上海で仕事をしていた時、
住んでいた部屋でヒヤシンスを育てました。
その部屋全体のイメージは青いでした。
初めてヒヤシンスを見た私はその繊細な香りに魅了されました、
いつか自分もヒヤシンスを育ててみたい気持ちを思い出しました。
その時も5月で、丁度上海は梅雨の季節でした。
 
やっと思い出してすっきりになったとたん、
電車は葛西駅に到着しました。
いつも電車に乗って退屈な時間は、
ヒヤシンスの香りのお蔭で、楽しかったです。


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