『黄帝内経』の辛と辣
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『黄帝内経』の辛と辣

2021年06月05日(土)12:33 PM
『黄帝内経』の辛と辣
 
 日本語でも中国語でも辛辣(読み方:しんらつ)という言葉があります。からい意味です。しかし、中医学の中で辛と辣の意味が違います。
 
 日本語で辛の意味は4つがあります。
 
 ①からい。舌をさすような味。「香辛料」 ②つらい。苦しい。「辛苦」「辛酸」「辛労」 ③かのと。十干の第八。「辛亥(シンガイ)」 ④かろうじて。やっとのことで。「辛勝」(漢字ペディアより)
 
 辣の意味は2つがあります。
 
 ①からい。ぴりっとからい。「辣油」 ②きびしい。はげしい。すごい。むごい。「辣腕」(漢字ペディアより)
 ここで、深い意味を置いといて、気と味に対する描写の部分だけを見ましょう。
 
 五行の金行は五味の辛に対応します。辣ではないです。では、辛と辣の区別は何でしょうか?普段料理をする人ならきっとこんな経験があります。葱、生姜、にんにく、ワサビ、唐辛子は全部辛い物ですが、食べると身体の中で辛く感じた部位が違います。葱の場合、口に入れる前、切っている時、辛さは目に届きます。それぞれを食べ過ぎると身体の反応も違います。葱、生姜、にんにく、ワサビを食べ過ぎると尿の色が変わります、唐辛子を食べ過ぎると肛門とウンチ💩が変わります。
 
 ということで、中医学で、辛の香りは清い、軽い、上向き、外向き、発散の方向性がありますが、ピリ辛の香りで、細い経絡を通らして、滞っている気の流れをよくすることができる。一方、辣の場合、嗅覚で感じた香より味覚で感じた味が強くて、重濁的、下向きの方向性があります。
 
 ということで、中医学で辛の味を撮ってくださいと言われたら、唐辛子じゃなくて、葱や、にんにくを選ぶのが正しいです。
 
 
テキストの画像のようです
 
 
 
 
 
 


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