中国の「揺銭樹」マンダリン
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中国の「揺銭樹」マンダリン
2016年09月05日(月)3:29 PM
マンダリン(Citrus reticulata)
マンダリンは英語にするとMandarin、中国語の標準語という意味があります。元々中国南部の原産で、昔、高級官僚にの贈り物でした。今でも廣東省の人たちは特に旧正月になると、たくさん実ったマンダリンの木を買って部屋に飾る風習があります。現地の人たちはマンダリンの木を「揺銭樹」とも呼びます。丸くて赤っぽい果実はお金の様に可愛く見えて、「お金がありますように」という気持ちをマンダリンに託するようです。
レモン油や、グレープフルーツ油と同じ90-95%のモノテルペン炭化水素類があります。リラックス作用、交感神経の鎮静作用、消化促進作用、駆風作用など、柑橘系類の精油が持っている一般的な作用はマンダリンもあります。それ以外、マンダリン油はとても温厚的で、フランスではよく「子供用の薬」とされ、ゲップとしゃっくりを含む子供のお腹の不調をよくするのに選ばれます。マンダリン油はラベンダー油、ネロリ油と一緒にマッサージオイルを作って、妊娠線を防止に使えます。
スイートオレンジ油と同じ、マンダリン油は光感作作用を起こした確証がないです。*生理的用量を超えたら活力を高めたり興奮させる逆効果があるので、要注意。
*生理的用量
基本的に「生理的用量」とは、混合してお問題のない複数の精油がブレンド中に合計1%含まれる用量です。
ベースオイルに1種類の精油だけを混ぜる時、皮膚に刺激する精油や、ケトン類含有率の高いオイルは配合率を最大でも0.5%とします。