スイートオレンジに光毒性がある?ない?
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スイートオレンジに光毒性がある?ない?

2016年09月01日(木)9:46 PM

スイートオレンジ(Citrus sinensis)

 

スイートオレンジ

 

 昨日みなさんとレモン油のことを復習しました。今朝、島田先生のコメントを拝見して、今日オレンジ油のことを話しようと決めました。どんなコメントを頂いたというと、島田先生はオレンジの学名にあるsinensisという言葉は「中国の」という意味ですって。電子辞書を調べたら「中国の」の以外、「冬虫夏草」や、「沈香」などの意味もあります。ということで、オレンジは中国を含め元々中央アジアの原産です。今は地中海、アメリカ、南米、イスラエル、中国で栽培されています。

 

 学名から見ればわかると思いますが、今日の話はビターオレンジではなく、スイートオレンジです。ビターオレンジにアルデヒド類の含有率はスイートオレンジより低くて、エステル類の含有率が高いです、ただし、どちらも治療上の特性は似ているようです。(エステル類は精神安定効果があります、だから不安定の時、同じビターオレンジの花から抽出したネロリ油はとても効果的です。エステル類の含有量は20%に近い)。

 

 スイートオレンジ油はレモン油と同じ果皮からコールドプレスの抽出法で、同じくモノテルペン炭化水素類は90%以上含有します。その中一番多いのはδ-リモネン成分です。昨日δ-リモネン成分の作用について色々復習しましたが、一つ忘れたのは、腸を動かす効果もあります。何故急に思い出したと言うと、自分の経験でスイートオレンジを使って施術する時とても緊張します、δ-リモネンの匂いに弱くてすぐトイレに行きたくなりますから。試験や面接の前にオレンジスイートの香りを嗅いで気分をリラックスする習慣の人がいますが、そのやり方は私には通用しません、そんな時スイートオレンジの匂いを嗅いだらむしろ迷惑です。

 

 この経験から考えれば、香りは共通のイメージはあるけれど、人によってその香りと特別な関係も持っているかもしれません。例えば先日、栗栖先生の授業でラベンダーに対し、リラックスを感じる人もいながら、敵意を感じる人もいます。

 

 ちなみに、昔からずっと分からなかったことは最近やっと答えを見つかりました。何故同じコールドプレス法で抽出した柑橘類の精油で、レモン油、ベルガモット油、グレープフルーツ油に光毒性があるのに、スイートオレンジ油に光毒性がないの?最新データによると、フロクマリン類に20種類程度の分子が存在します、光毒性を起こす分子と起こさない分子があります、スイートオレンジは光感作作用を起こしたという確証がないようです。だったら夏でもオレンジスイート油を安心にトリートメントに使えるかしら?

 

 



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