飲める精油???
アロマサロンカモミールのミール長です。
さっきあるブログを見て色々思い出した。
(http://ameblo.jp/aroma-of-australia/entry-12115833837.html)
過去、ある自称アロマ研究者の方は私に自社の商品、飲める精油を勧めました。
そして、次の会話があった。
私:これは精油ですか?
研究者:はい、〇〇植物から抽出したピュアのエッセンシャルオイルです。
美容、便秘に良くて、解毒作用もあります・・・・・・
私:え~そうですか、私も同じピュアのエッセンシャルオイルを持っている、
これも飲めるでしょう?
言いながら先日友人から頂いたエッセンシャルオイルを取り出しました。
研究者:貴女の精油はこれと別物です、これは特別な加工された物です。
(このようなニュアンスの回答でした)
私:特別な加工をされたのにピュアのエッセンシャルオイルって言えますか?
・・・・・・
勿論、その飲める精油はどういうふうに加工されたのに全く興味がないです。
何故その「研究者」は平気に矛盾な話を言いながら自社の商品を宣伝できるのか?
恐らく次の理由がある。
1.消費者の無知を利用する。
アロマを勉強したことがない人なら、多分精油の定義に対してハッキリ分かっていない。
加工されたら精油とは言えない。
2.精油等のアロマ商品に対する監督、管理はあまい。
明確な監督、管理、処罰制度がないと、生産販売業者は無責任に宣伝販売する空間がある。
最後、高山林太郎先生去年中国洛陽での公演を引用させていただきます。
「アロマテラピーは、まだまだ若い療法です。これを発展させていくには、
医師、医学者、生理学者、心理学者などのこれからの研究の進展が欠かせません。
さらに、
この療法に基づいた良心的な商品が市場で安心して購入できる環境が整えられることが
必須の条件だと私は信じています。」
この言葉は混乱なアロマ市場に適切な指摘だと思います。