高格な学費を払って何を求めているの?
こんにちは、
2-3年位前からある質問を考えていて、やっとすっきりになりましたミール長です。
何を考えていたというと、アロマ1級の検定試験は独学で絶対合格できるのに、
なぜわざわざ5,6万円を払って教えてもらいたい人がいるの?
教材費(精油含む)はせいぜい1万円ちょっとで、
そこまでの知識を獲得できるはずなのに、
残りの4,5万円に対して、生徒さんは何を求めていますか?
もちろん先生の経験談は大事な一部ですが、
しかし、4,5万円の価値があるのかな?
代わりにアロマセラピストの経験談の本や雑誌を買ったら、
4,5万円要らないし、何人の経験談を知ることもできます。
学校教育が大嫌いな私はその現象を理解するのは難しかったです。
最近、アロマ心理学の資料を作っているせいかもしれないですが、
ストロークという言葉は繰り返して頭の中に浮かび上がりました。
ストロークとは「私はあなたの存在を認めています。」というメッセージのやり取り、
生きていく上で必要不可欠なものです。
過去ある実験の映像を見たことがあります。
赤ちゃんはお母さんに笑ったり、手を振ったりして、
お母さんはそれに合わせて反応をしたら、赤ちゃんは喜びました、
もしお母さんは無反応、無表情だったら、
赤ちゃんはすぐ不安になって泣いてしまいました。
その実験から分かったのは、ストロークを求めるのが人間の本能の一つですね。
人に向かって一生懸命表情を作ったり、振る舞ったりしてメッセージを送りだして、
もし反応がなかったら、メッセージを発信する人にとって
相手は生きている?大丈夫ですか?という相手の事より
自分は無視されている?嫌われている?という心配が多いはず。
その時、メッセージを発信する人の潜在意識の働きは
もしかしたら自分が集団に排除されて、とても不安を感じるはずです。
心理学の話はここまで、
つまり、何万円を払って、アロマ検定試験1級を勉強する方は
求めているのは知識だけではなく、ストロークがある勉強の形ですね。
納得しました!
カナダ出身の精神科医者エリックバーン